能登仁行和紙
先日、facebookでも紹介した「仁行和紙」は、石川県輪島市(現在放送中のNHK連続テレビ小説「まれ」の舞台です)で作られている和紙です。
5月の連休中に金沢へ帰省した際に、ひょんなことから仕入れのお約束をさせてもらえた、希少なものです。
仁行和紙の最大の特徴は、野の物が漉き込まれていること。
いろいろ見せていただきましたが、木の皮をそのまま漉き込んだ紙のかっこよさといったら!
荒々しいのにスタイリッシュで、その魅力に引き込まれてしまいました。
一瞬、あしあとワークスペースの壁紙にしたい!と夫婦で妄想しました(笑)
写真撮らせてもらったらよかった!!と後悔していますが、あの素敵さは実物を見ないと伝わらないかもしれません。
今回、ご用意させていただいたのは「べにばな」と「あずき」。
(本当は「みょうが」も欲しかったのですが、次の機会に!)
見せていただいた見本紙は、透き通るくらい薄い紙だったのですが、
わざわざあしあと印刷のために「名刺用に厚め」で漉いていただきました。
「べにばな」は可愛らしく、「あずき」は素朴な印象。
手触りはやわらくて、ふわふわしています。
毎回、和紙を持ってみて思うのですが、ものっすごい軽いです。
なのにしっかりしていて、ポロポロ繊維が落ちてくるということも、ありません。
不思議です。
仁行和紙に関しましては、
職人さんが少なく(親子でされているそうです)、また漉き込む素材を集めたりという作業もありますので、
名刺のご注文をいただいてから納品するまでに、だいぶお時間をいただくことになります。
(1か月かかる場合も・・・)
また、大部数のご注文も難しいかと思います。(1度のご注文につき、100枚が限界かと思います。)
ちょっと面白い名刺が持ちたくて、刷りあがるまでゆったりとお待ちいただける方、
能登仁行和紙の名刺をぜひご検討ください。
待つ価値は絶対にあります!